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よぉ [ひとりごと]

先週末、何となく高岡へ行ってきた

別に誰とも約束してる訳でもなく

1人で、ただふらっと

古城公園へ着いた時、見た事有る女性が目を引く

でも、他人の空似だろうと、あえて声もかけずにその女性の横を通り過ぎようとしてた時

私の当時のあだ名が、真横から「あれ?やっぱり同級生?」

当時は、細身で、背も小さく小生意気な表情をしていた彼女だが

今では、少し太った?

何してるのと言われ、「観光」と答えた私。

「相変わらず、アホだね」と行った彼女との他愛もない会話の中で

当時の事が脳裏を過る。

19年前、別に彼女とは付き合った事もなく

まして、体の付き合いは無かった訳だが

共に勉強し、一緒に酒を飲み、ドライブ行ったり

川の字になってお泊まりしたり・・・でもキスすらしなかった我ら

単なる女友達と割り切って遊んでいた訳だが

1度だけ彼女に「彼女の条件は?」と聞かれ

「おいら気分屋だから、ふらっと何処かへ行くかもしれない、そうならないように

または、そうなっても、しっかり風船の紐を持つかのように、私を見守ってくれる女性」と言った記憶が有る

それを聞いて彼女は「そんな気の利いた女性いる訳ないでしょ・・アホ」と真顔で文句言った記憶も

そんな折、彼女に恋人が出来たと聞いて、少し胸が痛んだのを覚えている

卒業してから、彼女は帰郷し就職、私は地元で就職

2度ほど同窓会が有ったが、彼女は欠席

存在は完全に頭から消えていたんだが・・・

彼女は20代前半で1度結婚し、早々に離婚

2年前に再婚し、いまだ子宝には恵まれていないと言う

30代後半になり、忘れかけていた青春時代の甘い記憶がふと過った1日だった

今度は私の相方と4人で会おうと言われ、あーそうだねと言った物の

連絡すらする気もないし、縁が有れば逢えるだろうと考える私だった。


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雑草の如く

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